ダイエット・筋トレの食事術 運動前後で食べる?食べない?
ダイエットや筋トレを成功させるためには、食事も重要な要素です。しかし、運動前後の食事はどうすればよいのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では、ダイエット・筋トレの食事術について、運動前後で食べる?食べない?という観点から解説します。
【基礎代謝とは】
ダイエットや筋トレの前に、まずは基礎代謝について理解しておきましょう。基礎代謝とは、何もしていない状態でも消費されるエネルギーのことで、1日の総エネルギー消費量の約60〜70%を占めます。
基礎代謝を上げるためには、筋肉量を増やすことが効果的です。筋肉量が増えれば、基礎代謝も上がり、同じ生活をしていても、消費されるエネルギーが増えるため、痩せやすくなります。
【運動前後の食事と基礎代謝】
運動前後の食事は、基礎代謝にも影響を与えます。
運動直前に食事をすると、消化にエネルギーが使われるため、基礎代謝が低下します。そのため、運動直前に食事をするのは、避けたほうがよいでしょう。
一方、運動後は、筋肉の分解を防ぐために、食事を摂ることが大切です。運動によって、筋肉の細胞が損傷し、修復するためにタンパク質が必要になります。
また、運動後は、基礎代謝も高まっています。そのため、運動後に食事を摂ることで、基礎代謝を維持・向上させることができます。
【ダイエット中の運動前後の食事】
ダイエット中の運動前後の食事は、以下の点に注意しましょう。
運動前の食事
運動直前に食事をすると、消化にエネルギーが使われるため、基礎代謝が低下します。そのため、運動直前に食事をするのは、避けたほうがよいでしょう。
ただし、空腹状態で運動をすると、エネルギー不足でパフォーマンスが低下する可能性があります。そのため、運動の30分〜1時間前に、軽食を摂ることをおすすめします。
軽食の例としては、以下のようなものが挙げられます。
運動後の食事
運動後は、筋肉の分解を防ぐために、食事を摂ることが大切です。運動によって、筋肉の細胞が損傷し、修復するためにタンパク質が必要になります。
また、運動後は、基礎代謝も高まっています。そのため、運動後に食事を摂ることで、基礎代謝を維持・向上させることができます。
運動後の食事の例としては、以下のようなものが挙げられます。
運動強度や目的に合わせて糖質を調整する
ダイエット中の運動では、体脂肪を燃焼させるために、有酸素運動がおすすめです。有酸素運動は、脂肪をエネルギー源として利用するため、脂肪燃焼効果が期待できます。
有酸素運動をする場合は、運動強度を高くすることで、より多くの脂肪を燃焼させることができます。そのため、運動後は、糖質を控えめにするのがおすすめです。
一方、筋トレをする場合は、筋肉量を増やすために、タンパク質を優先的に摂ることが大切です。筋トレによって、筋肉が分解され、修復するためにタンパク質が必要になります。そのため、筋トレをする場合は、運動後は、タンパク質を多く摂るようにしましょう。
まとめ
ダイエットや筋トレの食事術は、運動前後で食べる?食べない?という観点から、以下のとおりです。
運動30~1時間前 ※直前は避ける。
- 消化に時間がかかるものは避ける
- 糖質とタンパク質をバランスよく摂る
運動後
- タンパク質を優先的に摂る
- 糖質は、運動強度や目的に合わせて調整する
ダイエットや筋トレの効果を高めるためにも、自分に合った食事方法を見つけ、実践することが大切です。